肩がカチカチになる主な原因
肩こりはわかるけど、どうしてあそこまでカチカチになるのかがわからないという人は多いはずです。
通常、人間の頭の大きさは4~5㎏程度あります。
これを首の前後の筋肉が常に支えています。
これが成り立っているのは、重心がしっかりと中心にある状態にあるからです。
ですが、頭を前に突き出し重心が前に移動することによって、
首の後ろの筋肉に大きく負担がかかることになります。
これが鍵を握っていて、重心が約5㎝前にずれれば頭の重さの2倍となってしまうのです。
つまり、約8㎝ずれれば頭の重さの3倍となります。
誰もが想像し得なかったことだと思いますが、実はこんなに大きな負担が、首の後ろの筋肉にかかっているのです。
肩こりになってしまうのは仕方がないことともいえるのです。
また、頭部が前方にあり、背中が丸まった姿勢などをとっていると、
首から肩にかけての筋肉は少し伸びた状態で力を使用することになります。
この状態を『遠心性収縮』と言うのですが、これが筋肉にとって負担が一番大きい過酷な条件なのです。
こうなると通常の2~3倍の頭の重さを支える必要があります。
また、胸の筋肉は少し縮んだ状態で力を使わなければならなくなりますので、
筋肉の伸張性は日常の環境によって大きく変化することになります。
つまり常に同じ姿勢をしていると、その姿勢にあった筋肉の長さに変化するわけです。
■具体的なカチカチになるメカニズムは?
筋肉を長時間使い続けると、ポンプ作用が追いつかなくなります。
これによって血液の流れは悪化することになります。
血流が低下すると筋肉は酸欠状態になり、老廃物を排泄することができません。
しかし筋肉は働き続けるので、老廃物はどんどん蓄積されてしまいます。
この繰り返しによって、筋肉は柔軟性を徐々に失っていくことになります。
最終的にカチカチの硬い筋肉に変わっていくことになるのです。
こっている肩を治す方法は?
こっている肩を治す方法は沢山あるようですが、自分でできるマッサージが一番だと思います。
自宅にいながら誰でもできるので、毎日続けていれば、肩こりも改善されるはずです。
肩こりに悩んでいて、生活が困難という方は、是非ともマッサージを取り入れてみてください。
マッサージを行なって肩こりを改善した方は沢山います。
それではマッサージについて詳しく解説します。
■肩こりにいいマッサージ
肩こりにいいマッサージは、腕→背中→肩の順に先端部から肩に向けて行います。
そして血液を心臓に返してやるイメージを持つことが重要です。
1:もむ
手のひら全体を使って筋肉をもみほぐしてください。
くり返しおこる肩こりには腕をよくもむと効果があるようです。
親指と4本の指で手首のあたりをつかみ、肩に向けて、内側、外側の筋肉を十分にもみほぐしましょう。
背中と肩は、治療を受ける人はうつぶせ、行う人はその腰あたりに立てひざになるのがポイント。
腰のあたりの背骨の両側の筋肉に両手のひらを指先をすべて開いてピタリとつけたら、
手のひら全体で筋肉を大きくつかむようにもんでください。
これらを1ヵ所に4~5回ずつ、肩に向けて同様に行いましょう。
肩は、親指と4本の指で肩全体をつかみ、指の腹と手のひらに力を入れて全身でもんでください。
特に手首に力を入れるとうまくいきませんので、あくまでソフトに。
2:たたく
手を軽くにぎり、リズミカルにたたくマッサージです。
腕は手首から肩へ向けて腕全体をまんべんなくたたいてください。
背中は、腰のあたりから肩へ向けて、両手で小刻みにトントンと波状にたたきましょう。
最後に肩を軽くたたきます。
もむ、たたく、どちらの方法でも肩こりには効果的と言われています。
だいたい30分ほど行えば血行がよくなることがわかっているので、とても効果的です。